深夜に起床。
幸いなことに雨は止んでいました。
山小屋で朝食用のお弁当を受け取り、2時半に山小屋を出発。
日の出の時刻は5時頃。それまでに山頂を目指します。
登山者のヘッドライトで神秘的な暗闇の風景です。
夜間登山は暗さ、寒さ、空気の薄さとの戦いです。
ヘッドライトは必須。
ライトダウンの上に兼雨具にもなるセパレートタイプのレインウェアを着用し
寒さ対策をします。
たまに雨も降ってきます。
九合目の鳥居に到達。
父、母がんばれー!
山頂への道のりは行列について行くかたちなので、
自分たちのペースを保つことは難しいです。
周りの迷惑にならないようにみんなのペースで行きます。
しかし、山頂に近づくに従い、よじ登る体勢になる所もあり
余計に体力が必要になってきます。
気づくと父と母がいない!
どうやら遅れた二人を置いて来てしまったようです。
しばらく、待ってみましたが一向に来る気配がありません。
携帯で連絡すると「先に行ってて良い」とのこと。
待っていても体が冷えてくるので
一人で山頂を目指します。
もう、4時半。空は明るくなってきました。
吉田ルートからは、山頂に間に合わなくても登山道から御来光を見られます。
私は一人、5時前に登頂!
頂上の人たちは達成感いっぱいで御来光を待っています。
そして、その瞬間がやってきました!
御来光です!
刻々と変化する空を鑑賞しながら
はぐれた両親を待ちます。
5時半すぎ、両親が山頂へ。
お疲れなのにカメラ目線いただきました。
ご無事で何より。
太陽はもうこんなに高く。
小さいコイツも山頂からの眺めを堪能。