09. 4日目、ストーンヘンジどころじゃない!

これまで一人でロンドン市内を歩きましたが、
今日はオプショナルツアーを利用し、ロンドンを離れます。
日本で旅程を練りつつネット予約した、H.I.S催行の
「世界遺産バース&ストーンヘンジとコッツォルズ1日観光ツアー<ロンドン発>」
というバスでの観光。

ロンドン三越に朝8:20の集合です。
各国に三越はありますが、第二の日本大使館といっても過言ではないでしょう。
何かある時は三越です。困った時も三越です。
ロンドン三越はピカデリー・サーカスPiccadilly Circusの近くにあります。
ホテル最寄りのアールズコート駅Earl’s Courtから
ピカデリー線Piccadillyでピカデリー・サーカス駅Piccadilly Circusへ。
もうおなじみのピカデリー・サーカスPiccadilly Circusです。

ピカデリー・サーカス駅

ピカデリー・サーカス駅Piccadilly Circus。あいにくの雨ですが風情があります。

ピカデリー・サーカス、エロスの像

日曜朝8時のピカデリー・サーカスPiccadilly Circusはまだ観光客もいません。

あいにくの雨。最高気温は6℃の予報。
これまでと違い、今日は極寒になるそうです。
8:30定刻通りに出発。
今までの経験上、バスツアーは座席が重要。
車内でもシャッターチャンスは訪れるからです。
そして一番見晴らしのいい前の席をゲットです。

バスツアー、車内

さすが日本人。集合時間はみんな守ります。

バスに揺られて2時間、見えてきたー!

世界遺産ストーンヘンジ

世界遺産ストーンヘンジStonehenge。天気悪っ!

バスの中ではガイドさんがストーンヘンジStonehengeについて
説明してくれました。
謎の多い巨石建造物で、長い年月においていくつかの段階を経て作られてきました。
紀元前3500年頃には円形の塚と掘のみで、
紀元前2900〜2600年には木造構造物があったようだがその形は不明。
その後、南西ウェールズのプレセリ山から運ばれた
大きいもので4tの石が三日月状に配置されたが撤去された。
さらに時を経て、最終形は
マルボロ丘陵から運ばれたさらに大きい岩(最大で20t)により
3つの石を“ П ”のように組み合わせた三石塔が5組馬蹄形に並べられ、
さらにその周りを30組の三石塔が囲むように配置。
そこへ続く行進用の道・アヴェニューも作られていたそうで、
夏至の日は、中心にある石からアヴェニューにあるヒールストーンを
結ぶ直線上に太陽が昇ります。
そのため、夏至の日には一般公開されています。
紀元前1600年以降は破壊の一途をたどります。
初期の見物人はその石を持ち帰ることができたので、
砕石用にノミなどを貸していたそうです。
1918年ストーンヘンジStonehengeは国家の管理下となりました。
遺跡の目的は、祭祀場、天文台、礼拝堂と諸説ありますがいまだに謎です。

 

バスを降りると、大嵐です。寒いです。
入場料金はツアー代に含まれていました。通常は£7.50(オーディオガイド込み)。
メインの敷地に入るまでに
ストーンヘンジStonehengeを説明するイラストがありますが、

ストーンヘンジ、イラスト

ストーンヘンジStonehengeがこのような形でであっただろうというイラスト。


ストーンヘンジ、イラスト

巨大な岩はこのように運ばれてきたのだろうという想像図。

嵐がひどすぎて
とりあえず、写真を撮るだけです。
オーディオガイドもありましたが、聞いていられません。
雨と風と寒さ。

ストーンヘンジ、傘を差す人たち

こんな天気でも人はいます。


ストーンヘンジ

世界遺産ストーンヘンジStonehenge。


ストーンヘンジ、スローターストーン

手前に置かれているのがスローターストーン。

昨日のセブン・シスターズSeven Sistersに続き
またしてもコートがビショビショです。
折りたたみ傘の骨も変形しました。
バスでコートを干しながら、今度はバースBathに向かいます。

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